理学療法士さんとの連携!
いつもブログを読んでいただき有難うございます・・
まだまだ、日中は夏日が続いてますが、朝夕はエアコンなしで過ごせる季節になってきましたね😊😊
さて、今日は「理学療法士さんとの連携」についてご案内します。
その前に、理学療法士さんって何? どこで、どんな治療をする人?について、簡単に説明します。
【理学療法士】
治療対象者:身体に障害がある方
障害の内容:起きる・座る・立つ・歩く
仕事内容:動作練習(基本動作)、理学療法(運動・物理刺激など)
働く場所:・病院・介護施設・小児施設・訪問リハビリテーション・一般企業・スポーツ現場 など
国家試験:国家試験 ・解剖学・一般医学などの基礎分野(共通科目)、・運動療法、物理療法など理学療法の専門分野
つまり、理学療法士さんは「身体の大きな動きのリハビリ」を行います。
訪問鍼灸・マッサージの施術者も機能回復を目的に治療をしますから、根本的に目的は同じと言えます。
そこで、目的は同じなので鍼灸師とあん摩マッサージ指圧師が学んだ東洋医学と理学療法の強みから連携した治療が
できないかを考えていました。
どんな強みかは専門分野で分類します。
東洋医学:痛み、シビレ、関節拘縮、筋麻痺の症状がある方に対して、軽減、緩和、改善する治療を行います
理学療法:運動療法を用いて、歩行訓練や関節可動域の運動を通じて患者さんの筋力アップ・関節機能回復を目指します
尚、訪問鍼灸・マッサージ(医療保険)と訪問リハビリ(介護保険)は、患者様の自宅や入所施設を訪問して治療を行います。
基本的に訪問曜日は異なります。
連携でどんなことが期待できるのか?
例えば、慢性的に膝の痛みや肩の関節が拘縮しているのに、十分な歩行訓練やストレッチができるでしょうか?
膝が痛くて立上ることも苦痛になっているのに十分な歩行訓練はできません。
従って、解答は「できない」!!
では、どうやって連携するのか?
ここで使用しているのが、「施術連絡帳」です!!
理学療法士:歩行訓練をやりたいのですが、膝の痛みが酷く、緩和する治療を依頼します
はり・きゅう師:依頼をお受けして、腰から膝および股関節の強張った筋肉を和らげてみました
理学療法士:前回と比較すると痛みが軽減したのか、ストレッチの角度が広がりました
はり・きゅう師:良かったです。引続き継続してみます。
訪問の場合は対面での会話はできませんので、連携するにはコミュニケーション能力が重要です。
まだまだ、連携ツールに改善の余地はあるのでしっかり取組んでまいります。
私たちは、今後も引き続き少しでもお役立ちができるよう努めてまいります😊😊
2023年09月07日 12:15